まいど、店主です。
FBで店主とお友だちになられている方はご存知かもしれませんが、30日に多少時間があったため、阿蘇・湯布院・別府に行ってきました。
当初は家族総出で行って、出来るだけ多く消費する予定にしていましたが、前日夕方に大分県中部で震度5強の地震があった為、大事をとって蓮妻や蓮子・蓮美は留守番。
一人で行くことにしました。
通常であれば往復350kmほどの工程ですが、通行止めの箇所が多数あり、通常よりも100キロほど遠回り。
走行距離は450kmほどでした。
まぁね、名古屋にも車で行っていますので、それくらいは大したことないんですけど…(笑)
最初の予定では阿蘇には行かない行程を組んでいたのですが、どうにも阿蘇神社が気になったこともあり、やはり行くことに。
実際に行って自分の眼で見た感想は…
言葉が出ず、身動きが取れず…。
ただただその場で壊れてしまった楼門と向き合うだけでした。
倒壊する前の楼門がコチラ。
(写真は、『阿蘇ネットワーククラブ』さんHPより拝借)
それがこんな状態に…。
この壊れた楼門の奥にお参りする拝殿がありますが、現在はこれ以上近付くことは出来ません。
今回の地震で、阿蘇神社の楼門・拝殿は全壊、拝殿の奥にある3つの神殿は半壊しました。
楼門は国の重要文化財ですので再建は国からお金が出るんですが、拝殿は重要文化財に指定されていない事もあり、全額神社負担。
昨日、神社復興にどれだけの費用がかかるのかの試算が出ていましたが、『20億円(工期10年)』にもなるそうです。
そんな阿蘇神社が少しでも早く元の状態になればと思い、石屋蓮として社殿の復興奉賛金をお納めさせていただきました。
社殿以外にも、境内には地震の生々しい爪痕が。
一日も早く復興し、再び地域の皆さんの心の拠り所になる日が訪れればなぁ…と心から願います。
境内はこのような状況でしたが、参道のお店は元気に営業中。
『たのシュー』で有名な、『たのや』さん。
オーナーさんは、『本当に大変でしたけど、なんとか店を開けることが出来ただけでも良いのかもしれません。こうして皆さんが買いに来て下さることは、本当に有難いです。』と言われていました。
そして、『がまだせ復珈琲(フッコーヒー)』というネーミングでコーヒーを提供されている『ELEPHANT COFFEE』さん。
※がまだせ=熊本弁で『頑張れ』
『阿蘇神社が倒壊したのはとにかく残念ですけど、皆さんが遠くから来て下さるので頑張ります!』と笑顔でお話してくれました。
日頃そこに生かされていること、ごくごく普通の日常が送れることへの感謝の気持ちを再認識させられた、阿蘇の人達との触れ合いでした。
そんな阿蘇に別れを告げ、一路湯布院を目指します。
が!
道は通行止めだったり、片側規制だったりが結構ありました。
※県道11号線(別府 一の宮線)は、一の宮からは通行止めで通れません。ミルクロード経由で途中から11号に合流すれば、別府方面に行けます。
通行量自体はホントに少なく、『GWだよな??』って思うほど。
ストレートの道もこんな感じでした。
車がほぼ皆無(笑)
湯布院は冒頭に書いたように29日に5強の地震が起こったこともあり、いつもの10分の1くらいのお客さん。
いつもだったら、地獄のような多さなんですけどね(笑)
ちなみに駅はこんな感じ。
前日の地震で、上部のガラスが見事に割れてしまっています。
でも、特急『ゆふいんの森』号は、元気に運転していましたよ(^_^)
金鱗湖の近くに並ぶお店は、外国人観光客(東南アジア系)がパラパラと、時々日本人。
やはりいつもとは比べ物にならないほどの人の少なさでした。
ある意味、“あの湯布院”が、今行ったらかなりゆっくり見れると思います。
旅館もほとんどが通常営業されているので、気になる皆さんは行ってみてください!
湯布院では温泉にも入ったんですが、写真撮り忘れました(^_^;)
その後、別府温泉へ。
今回の地震の時には店主は別府鑑定会を開催していましたが、観光が目的で行くのは久しぶり。
ただ、湯布院の後半(温泉)くらいから黄砂の影響で頭がガンガンしていたこともあり、あまり頭が働かず…(^_^;)
温泉にゆっくり入って温泉で蒸した卵とプリンを食べ…みたいな感じにとどまりました(苦笑)
別府では二軒の温泉に。
この前にもう一つ行ったけど、またまた写真を撮り忘れる。
温泉で蒸した卵を食い…
プリンを食うけど、店主好みではなかった…みたいな(笑)
確かに別府も、いつもと比べると人は少なかったです。
ですが、前出の2か所に比べると、まだまだ多い方だなぁというのが、店主の個人的な感想。
(なんていうと、『全然少ねーよ!そんな事言ったら、みんな来なくなるだろ!』とか言われるかもしれませんけど。)
ちなみに、いつもよりも九州内ナンバーの車(特に福岡&北九州ナンバー)が多かった気がする。
多分、『近場だし、少ないって言ってるから行ってみるか!』みたいな感じなのだと思います。
こんな感じのぶらり旅?でしたが…
今回の旅の中で、あれだけの被災をしている阿蘇、大きな倒壊はしていないけど、観光客が10分の1になっている湯布院、同じく観光客が減少している別府で色々な方に話を聞きました。
その中で頻繁に聞いた言葉が…
『自分らも大変は大変なんだけど、黒川(温泉)はかなりヤバそう(心配だ)…』という、他の観光地を心配する声。
特に観光名所やホテルなど、建物への被害があまりない湯布院と別府では多く聞いた話です。
黒川温泉も湯布院や別府と同じく、そこまでの被害はなく元気に営業しています。
ただし、前出の2つと違って、より多くの道が分断され、通常よりもかなり行きにくくなっています。
ということは、余計に人が来ない。
これを聞いた時、東日本大震災翌年に仙台を訪れた際、仙台の方達が言われていたことを思い出しました。
水を貰うのに2時間並んでいた方々でも、『自分らはまだ良いんだ。福島の人達は、どこにもぶつけようのない悔しさを抱えているんだから』って。
自分も大変だけど、もっと大変な奴がいる。
自分も大変な状況の中でも人の心配をするっていうのは、なかなか出来ないです。
そのような心を、これから一人でも多くの方が持つ事が出来れば、もっともっとこの国は良くなるんじゃないかと思うんです。
店主自身、今回の旅で再認識したことを忘れずに、日々過ごしていきたいと思いました。
また、当記事を読まれた皆様が今回ご紹介した観光地を訪れ、各々がまた以前の賑わいを取り戻す事を祈念します。
最後になりますが…
被災地支援について、ご紹介していなかったお話が。
先日、名古屋でmikoさんから『熊本の方の為に使ってほしい!』と、お金をお預かりした店主。
『とにかく被災者にダイレクトに届く形で使ってほしい』との事でした。
幸いウチの親族には大きな被害が出ていませんが、知人やそのまた知人などには被災に遭った人たちがいます。
このお金は、近日中に蓮妻が責任を持って熊本に持参し、直接その方々のために使わせていただきます。
mikoさん、お気遣いいただきありがとうございます。
このような人と人との繋がりにも、ただただ感謝ですね!
【九州が一つになり、お互いがお互いを思えるようになる事を願う復興ロゴ】

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